エキマニ装着(マキシム製)

2004.4.2


先日、ステアリングを重ステに変更する際、同時に蛸足を取り付けた。
モノはロドスタ用エキマニでは最も人気があるマキシム製だ。
NA6の時にも使用してたがその作りは極めて良質で美しい。
残念ながらそのエキマニはB6用で
エンジン形式が異なるので売却し
そして、BPエンジン用をヤフオクで購入。
なんか、最近中古ばっか・・・(笑)

ちなみにこのエキマニは「オートマ用」と書かれて出品されていたもの。
その影響か価格もさほど上昇せずに通常よりも少し安い値段で購入できた。
オートマ用と言っても少し中間部分のボディからの逃げ方が異なるだけで
フィッティングなどは全く問題無いのだ。

実はこのエキマニは一年近く前にゲットしてたもの。
なかなか取り付けられる事なく部屋に放置されていたのだが、やっと日の目を
見ることになる。

さて、購入したままの姿は・・・

こんな感じでステンレスの表面は酸化が進み、変色している。
さらに付着した油脂分が炭化してコビリついている。

普通ならここでピカールや、メタル・コンパウンドで研磨しようと思う所。
しかし、ステンレスの焼けに対してはコレだ!!

バイクの世界では有名な「ヨシムラ」から発売されているその名も
「ステン・マジック」
いや、マジでマジックですよ。ミラクルです。
布につけて擦るとあっという間に

こんな感じ。
すげー、ケミカル。ケミカル商品で便利度ナンバーワンです!!
とは言え、あくまでもステンレスの焼け(酸化皮膜)を綺麗に落とす
という事で使える場所は限定されますけどね。
私の場合はマフラーもオール・ステンレスなので重宝してます。
まさに、伝家の宝刀です。
ちなみに、これ使うときは換気をちゃんとしましょう。
なんとなく危険な匂いがします(^^;;

見えない部分もお洒落にコダワるのが本当のお洒落
というらしいですが
今回キレイにしたのは写真の通りで男らしく
見える所のみっす(笑)

さて、純正エキマニを取り外します。
前日にCRCをボルトに吹き付けておいたので全てのナットを問題無く
取り外す事が出来ました。

やはりココでの注意点はエンジンやエキマニが熱を持った状態では
取り外しを行わない事!ですね。
スタッドボルトが折れる可能性がありますので。
折れたら大変ですね。考えたくもありません(^^;;
とにかくCRCをタップリ浸透させておきましょう。
それとO2センサーは一番最初に外しておきましょ。
うっかり「ぶちっ」ってことがあると大変ですので。

で、外れた純正品とマキシム製の比較写真です。

純正は4-1タイプ。マキシムは4-2-1タイプです。
どっちが高回転型?なんつーウンチクは抜きにして、やはりマキシムのは
美しい曲がりとフランジの加工の精度が素晴らしいです。
エンジンルームにコレが入ってるっつーだけで満足できる一品です。

インストールするとこんな感じです。
美しいです。
排気流速を高める為に遮熱バンテージを巻いてる方も多いのですが
ヒカリモノ大好きな私は見た目優先です(笑)
ちなみにエンジンルームの温度を下げる為とか勘違いしてる人も
居ますが、ほとんど変わらないです。
WEBや、雑誌のレポートなどにも裏づけのDATAが良く載ってますね。
逆にバンテージを巻くとエキマニがかなり高温になりますので
耐久性を犠牲にする事になると私は理解してます。

以前使ってたNA6用の遮熱板を取り付けようとすると・・・

矢印部分が冷却水パイプに接触するのでグラインダーで削って
逃がしました。NA8用のは対策されてるのかもしれませんが。
コイツはエキマニからの輻射熱で吸気系が熱でやられてしまうのを
防ぐのに必要なアイテムです。

で、完成。

さて、インプレッションですが若干トルクが増えたような
気がします(笑)

ま、そんなもんですね。特に期待もしてなかったですし。
ただ、排気音はかなり変わります。
4-2-1形状が排気の干渉を減らしてくれるおかげで少し静かになります。
そして残念ながら音質は少し低音になりますね。
音質なら純正が一番荒々しくて好きかもしれない・・・。

今回は思いつきでエキマニを交換したのでガスケットの準備が
出来てなかったのでガスケットは再利用しました。
漏れたらそのガスケットだけ交換しようと。
これが原因なのか現時点ではわからんのですが踏み込んだ時に
「しゅーーーー」という高い音がします。
ひょっとして排気モレしてるかもです(-_-;;
マズったかなぁ・・・。
という事でこれからトライする方はガスケットぐらい新品を用意しませう(笑)

つづく。

 

 

(2004.5.6追記)

上記異音の原因を調べるべくエキマニ、マフラー廻りをじぃ〜と見てみた。
すると、ノーマルエキマニの中間付近を固定する為のブラケットが
見事に接触してるのを発見。

この矢印の部品がそうなのだが取り外すと・・・

こんな感じ。
ミッション=エンジンを結合するボルトに共締めされてるのでかなり
ネジが固かったがハンマーでインパクトを与えながら外した。
最近ハンマーのお世話になりっぱなしである。

最近、このような比較的重作業が多いので体も慣れてきたらしく
以前ならこの作業だけでも半日ぐらい掛けてやってただろう。
この時間短縮に大きく貢献してるのは実はハンマーだったりする。
外れにくいネジは腕力だけではホントに疲れる。一本外したら
一服したくなるほどだ(笑)
ところが、少々固いネジでもハンマーでガツンとすれば瞬時に外れる。
そんなわけでこの作業もスタートから片付け完了まで1.5時間程度。

さて、これでやっとあの音から開放される!
試乗に繰り出してアクセル・オーーーン!

   「シューーーーーー」(-_-;;

アクセル・オーーフ!!

   「シューーーーー・・・」(-_-;;;;;;;;;

じぇんじぇん、直ってません。
もしかしてマニそのものがそういう音を発するのか?
とりあえず排気系がどこにも干渉して無い事を確認したので
あんまり気にしないでおこう・・・。

つづく(笑)