応急パンク修理キットで軽量化

2004.6.27


ロードスターのトランクはご存知の通りかなり狭い。
とは言え今までギターもエフェクターも一式入るし別段困った事は無いけども
もう少し広ければ良いに越した事はない。

で、狙っていたのが上の写真のモノ。
応急パンク修理キットを某クションでゲット。

最近はこのキットが標準でついている車種がかなり増えてきた。
代わりに応急タイヤを搭載しない事で省スペース化、軽量化を実現するため
とメーカーは説明するが、ぶっちゃけコストダウンだろう。
このようなキットを標準装備するのはHONDAのTYPE Rモノ。
ダイハツのコペン、ネイキッド  NISSANのキューブ BMWのZ3 などなど
調べればもっとあるはずだ。

で、今回は自分はコペン物で網を張っていた。
じぃ〜っと待つこと2ヶ月ぐらいで出品を見つけたので、すかさずゲット。

さて、この中身を見てみると・・・

まずはこんなボトルが入っている。
パンクをした際にこの液体をチューーっと注入するらしい。

そして、

シガレットから電源供給するタイプのエア・コンプレッサー。
さすが純正品。なかなかしっかりしている。
サーキットでのエア圧の調整にも使えるんじゃないだろうか?

ちなみにロドスタトランクは応急タイヤが入ってる状態では

こんな感じであるが、応急タイヤにさよならすると・・・

こーんなに広くなる。
これなら人が入れるようになるかもしんない。
いや、そんな使い方をする訳では無いのだが、いざと言う時に身を隠せる。

ちなみにさよならした応急タイヤを計量してみると・・・・なんと10Kg。
数千円で10Kgもの軽量化にも成功した!って事ですな。

しかもしかも、リアサスペンションの減衰力調整ツマミもトランク開ければすぐに
アクセスできるので 楽チン。

装着後の写真はこんな感じで、バッテリー横にスッポリおさまる。

マジックテープが付いているので固定のために必要な部品も不要。
自分の都合に合わせて好きな所に設置することが可能だ。

トランクは広がるし、軽量化にはなるし、作業性も良くなる
3拍子揃った逸品ではないだろうか。

ただし、この手のパンク修理キット共通の問題は
トレッド面の補修に限るという事。
つまりサイドウォールの穴や、大きな裂け目が出来るようなパンクには
対応できない。

しかし、各メーカーが標準で装備してきた背景として道路環境が良くなってきた
事があると思う。
自分も数回パンクの経験はあるが全て釘が刺さったというケース。
このキットがあれば安心できる道路環境という事だろう。

最悪の自体の場合はJAFを呼べば良いしね。

ただ心配は一つ。
私のタイヤはパッツンパッツン引っ張りタイヤ世露死苦スペシャル(笑)
パンクしたらタイヤがリムから外れて修理できないんじゃ?
と心の中で突っ込み入れた、そんなあなたはGarage502通(笑)