サスペンション交換(TEIN typeHA)

2000.2.11(UP:6/24)


今月は車検がある。
今までの足回り(ビルシュタイン+レーシングビート)では
最低地上高9cmだとクリアするのが難しそうだ。 さらに、既にビルシュタインはもう抜け抜けで ほぼ寿命となっていた。 そこで足回りをリニューアルすることにしたのだ。 選定にあたっては悩みに悩んだ。 1:今使っているBILSTEINをオーバーホール+Cリング溝加工 2:ブランド志向でOHLINSもしくはKONI 3:値段で勝負のTEIN 結果はもちろん3(笑) だって、他にも直す所一杯あるんだもん・・・(^^;; ただしTEINを選んだ理由はもちろん値段だけではない。 私の所属するClub de ROADSTERのメンバのK田さんも同じ 足回りをしているのだが、彼の車についてプロドライバーが 「こりゃ良いねぇ」とコメントしていた事がトドメとなった。 で、そうと決まれば見積もり開始。 10社近く見積もりを出させたが予想通り横浜のTAITAという 店が一番安かった。 で、届いたのがこちら。 ・車高調整、減衰力20段調整式ダンパー ・スプリング(Fr:6kg、Rr:5kg) ・遊び防止用スプリング ・リング類 ・その他、もろもろ 手に取った感じだが想像以上に良い出来。 溶接なんかも綺麗。 さらに国内メーカーだけあってとても親切。取り扱い説明書 には色々優しく書いてくれてあるし、特性表もキチンと書い てある。さらには最低地上高ゲージ(笑)まで付属してる。 さて、このセットにはアッパー・マウントは付属していない。 ピロ・アッパーが付属しているセットもあるのだが、そこま でガチガチにしたくないので純正形状の強化品。 つまりMAZDASPEEDのものを購入した。この場合若干の加工が 必要である。加工と言っても簡単で純正品は写真のとおり シャフトを固定する穴がD形状になっている。 これを付属のヤスリを使って円形にするだけ。 1個当り5分くらい。まぁ30分もガリガリしてれば出来る。 ちなみにこの後ダンパーにバネを付けてアッパーマウントを 組んで行くのだが、車高調整機能のお蔭でスプリング・コンプ レッサーは不要。 次に、今まで付いてたBILSTEINを撤去するのだが、ここで 思わぬエラーが発生。 リア・ロアアームのボルトが抜けない。 回せど回せど抜けて来ないのだ。 ぢつは、ここのナット部分は溶接ではなくカシメてある。 どうやら前回取り付け時の締め付けトルクが強すぎて このカシメ部がバカになっていた。 従って回せど回せどナットも回転してしまい抜けて来なく なっていたのだ。しかもここは工具が入り難く再生も難しい。 取り付け時のトルク管理は必要なんだなーと痛感しつつ ロアアームを中古で探した方が早そうと判断。  そこで手当たり次第に部品がありそうな所に電話して 探してみたら、有りました!M2-1001用のが(笑) 形状はノーマルとほぼ同じに見える。 良く見るとブッシュが強化タイプっぽい・・・。 ま、そのうち、ブッシュは全交換する予定なので 気にせずインストールすることにした。 取り付け後。 この車高調整用のネジ溝がやる気をソソる。 作業完了。 もちろん、本締めは1Gが掛かった状態で行った。 (2000.6.24追記) フロント:4段戻し 地上高:80mm リア:9段戻し  地上高:85mm (地上高さ=ジャッキポイントと地面間距離)  現在までの報告をすると。 ちょっと腰痛い(笑) まだサーキットへ持ち込んで居ない為 本当の意味での真価はまだ未知数なのだが、一般道での 印象については書いてみる。 ・ショートケース化により底付きしない。コーナーリングが  安定かつ安心。 ・高いバネ定数であるが、乗り心地も向上。相性良いんだろうな。 ・とにかくコストパフォーマンスはバツグン。 ・Offset19mmのホイールだとインナーフェンダが削れる(笑) ・車検は余裕の「問題なし」 さ、次はブッシュ交換して、キチンとアライメントを調整して 早くサーキットへ持ち込みたいぞ(^^)

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