先日のK田さん結婚式後に突然御亡くなりになったパワーウィンドウ。
モーターはちゃんとウィーーーーンと動いているが窓は ウンともスンとも動かないのだ。 しかも、トーキョーでそんな事になったのでもうビックリ。 雨降らなくてよかったっす。
さて、これは構造上どう考えてもワイヤーが切れたと断定。
ちなみにロドスタのパワーウィンドウのワイヤー切れはもはやFAQ的トラブル。
実際に切れた報告を仲間から良く聞いていた。
そこで早速、ディーラーにGo!
私「あのー、パワーウィンドウのワイヤーください」
デ「あれは一体なのでワイヤーだけではお売りできません」
・・・(^^;;
話が違う。
某MLおよび某どーだ自動車のI井さんからは、一体じゃなくてワイヤー以降のみの販売が可能なハズだ。
とりあえず、その場を立ち去りI井さんに部品Noを調べてもらった。
それを手にして再度ディーラーにGo!
「こらぁぁ!やっぱりあるやんけぇぇぇ!!!」
・・・という気持ちで(笑)
私「あ、やっぱりあるハズです・・。ほらこの品番で・・・」(弱弱)
デ「あ!これはですね、ワイヤだけじゃなくてフレームも一緒で・・・」
そう。私の勘違いでした(笑)
で、無事発注し二日後に到着したのがコレ。
品番:NA02-58-590 アーム&ベース(R)、パワーウィンドウだ。
写真上部がフレーム部分。ニョローっと伸びてるのがワイヤーだ。
そう、自転車のブレーキワイヤーとほぼ同じような構造。
これも付属部品。
しかし、どれも旧部品の再利用が問題なさそうなものばかり。
ま、折角付いて来たのでもちろん新品を使ったけど。
唯一違ったのがこれ。
ワイヤーのケース接続部分をカバーするラバー・ブーツ。
ワイヤーの腐食を軽減する為の対策品であろう。
さて、ドアの分解方法。
取っ手の所の@が隠しボルトになってる。
マイナスドライバーでこじって蓋を外して各+ネジを外してゆく。
ドアノブの皿は小さなネジを外した後、ノブをこの様に上げながら抜く。
そうすると、後は内張りは外れる。
ちなみに下から引っ張ってプラスチックのツメを外して行くのだが
余り無理な力を掛けないように。
内張りはベニヤ板みたいのがベースになってるのだが、そいつが割れる。
好ましくは内装用のリムーバーがあればよろし。
はい。裸になりました。
ちなみに、黒い部分は液体ゴムパッキン。
こいつには注意。服とか髪の毛についたら取れない!!
私は髪の毛に付いちゃって・・・その部分切りました(笑)
そして写真の赤印(見難いかな)のボルトをガンガン外していく。
必要なのは12mmと14mmのソケット。ガラスを外すのにエクステンションは必要。
この赤印がモータ電源供給のコネクタ。
外す時は忘れないと思うが、取り付けの時は接続を忘れない事。
最後の最後になって泣きを見ることになる。
それと、これは邪道なのかもしれないが、ドアの内部のこの赤線の部分にウィンドウ・ガイドが走ってる。
こいつがモーターの取り外しに非常に邪魔。
なので私の場合はここを外して置いた。そうする事でモーターの脱着が簡単になる。
上記のボルト類を全て外し、窓ガラスを固定してるボルト(3本)
を外すと、この様にゴロゴロっとモーター、フレームを取り出し可能。
ガラスに映る自分がマヌケである(笑)
ウインドの下部に見えるのは樹脂の突起でこいつがフレームを上下する。
ついでにスモークでも貼っちまうかとも思ったけど別に車中で怪しい事する訳でも無いしね。
軽量アクリル窓には憧れるが、この曲面を出すのは難しいなぁ・・・。
付属のワイヤ・ドラムに新しいワイヤーを巻きつける。
添付マニュアルには上2回転下3回転などと書いてあるが、要は5本の溝に全てまきつけてあればいい。
ドラムをケースの中に入れる。
上で書き忘れたが、ワイヤは必ずケースを通してから巻きつける事。
じゃないと「あれぇぇぇぇ?」と言う事になる(^^;;
忘れずグリス充填。
ケースのカバーをしたらテンションボルト(黒いの)を緩めていく。
ワイヤのたるみが無くなるように。
と、いう訳で、あとは取り外しと逆の手順で組みつけていくだけだ。
ちなみにドアの各ボルト穴は調整可能なようにやや大きめになってたり長く開いてたりする。
基本的にはまったく同じ場所で締め付けるのが手っ取り早いだろう。
つまり、マーキングしておいた方がいい。
この作業後、ウィンドウの昇降が非常にスムーズになった。
実は今まで動きがとっても苦しそうなパワーウィンドウを手でアシストしてあげてたのだ(^^;;
しかし、今は全くそんな心配は不要。するするする〜ってな具合だ。
助手席側ウィンドウは、まだ生きているのだが、昇降がカタい。ギューギュー言ってる。
時間がある時に一回分解して洗浄調整してやる事できっと解決するだろう。
ワイヤーの寿命ももう少しは延びるだろう。
・・・でも、洗車もしたいし、車検も近いし、オイルも変えたい。
きっと切れるまでそのままなんだろう(笑)
転ばぬ先の杖・・・。といきたい所だが、俺はどうやら転ばないと分からないのである(笑)
Special thanks to I井さん(石井自動車)& Masaさん
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