WEB上では何度も聞いた事があるNゼロってレース。
ストリートメインちょいサーキットな自分とはちょっと離れた世界で、知り合いが居る訳でも無く今まで一度も見たことが無かった。
ところが、去年まで『最速王決定戦』で闘ってたにゃじごんさんが今年からN-0に参戦するという事で応援&最近購入したデジイチで流し撮りの練習を兼ねて行って参りました。
浜松シティーからアール・ジャン・パチーリ氏とその専属モデルmiyuu嬢とあいのりし富士スピードウェイ(以降FSW)に向います。
AM9時からの予選開始に間に合うようにAM6時に出発。 浜松からFSWまでは東名高速道路を使って2時間半と見積もりました。
パチーリ氏は遥か昔に2回ほどFSWに行った事があるらしいので、道に迷うコトは無いでしょう。しかもFSWと言えばあと4ヶ月程でF1日本GPが開催されますので道路標識もバッチリに違いありません。
念のため自分も周辺の地図データをノートPCにぶち込んで来ました。ファジー満載ナビ502で万全の態勢。
東名袋井ICからスンナリと東名高速に進入。 が、降りるICを誰も知らないことにイキナリ気付く(笑) そんな時は慌てず騒がずノートPCを開きチェックし、御殿場ICだとドライバーパチーリ氏に告げる。バッチリだ。
御殿場ICを降りるとホラ。「富士スピードウェイ」と書かれた標識があった。さすがF1開催前だね。国土交通省も抜かりは無いようだ。もうこれで安心。ナビ502スイッチOFF。
標識に従い快調に進む。
進ぬ。
進ね。
目の前にゲートが見える。
が、どう見てもFSWのゲートでは無い。
「東富士五湖道路」
有料道路?なんだそれ?
miyuu嬢の「まぁだぁ?」という甘い声にやや動揺しつつ、ナビ502再起動(笑)
「Uターン」
と指示。
うーん、途中の標識を見落としたのかなぁ・・・。
去年の”軽井沢MTへの道”の悪夢が脳裏をかすめつつ時間を確認。予選開始30分前。・・・マズイ。
が、ここで再びFSWへの標識を発見。みなぎる自信(笑)
急げ、急ぐのだ、RCCオープンクラスちゃんぴょんパチーリ氏!
・・・中略
あれ?神奈川県って・・・?246?なにここ?
・・・中略
なんか、その辺をくまなく右往左往しつつFSWゲートに到着!
到着時間は9:15 つまり予選終了だ(苦笑)
・・・以上、予選に遅れた言い訳です>にゃじごん殿(笑)
□□□
「ねぇ、もしにゃじさん予選に落ちてたりしたらどうなんの?」
とか、不吉な会話を交わしつつFSW本コースにたどり着くと・・・

N-0クラスの予選は予定通り終了し(汗) 、N-1クラスの予定が始まってた。
それにしてもスンゴイ綺麗で立派なサーキット。コースから見える富士山がなんとも雄大だ。日本GPの開催地としてふさわしい場所だなと感じた。
もうちょい道路標識を分かり易くしてくれれば文句なし(笑)
そうだ、富士山に見とれてる場合じゃなかった。
にゃじごんさんの予選結果は如何に!?

(ブラウン管の走査線の干渉で2位以下真っ黒(笑))
クラストップじゃん!ポールポジションじゃん!
初参戦でポールシッター。
格好良過ぎるぜ、にゃじ兄さん!
急いで、にゃじさんを探す。
・・と、

居た(笑)

黒赤のレーシングスーツを身にまとったにゃじさんと、黒ボディーに赤ダックテールなマシンが見事にコーディネートされていて、いと格好よろし。
ちなみにこの赤ダックテールはダウンフォースを少し稼ぐ為に直前に投入されたもの。 非力なNA6マシンはストレートでの速度を優先しGTウイングを装着しない車両がほとんど。 正直こんなの効くの?とか思ったが、コーナーが安定するようになったという事だ。
じゃ、502号のも効いてるんですかねーとか言ってみたが、
「いや、ほら、速度域が全然違うから・・・」と。(笑)
パドック内はJOY FAST勢という感じかな?

一際目立つオレンヂつなぎは、この日一番働いてたと思われる、あきやま@銀たぼさん。
「すごい勉強になるよ!」
と、あきやまスマイル(知ってるヒトは想像して爽やかな気分で)でテキパキとにゃじさんをアシスト。

予選を終えてリラックス中のにゃじごん夫妻。
ほんとに息のあったご夫婦で、一緒にレースを楽しんでるのが伝わってくる。
モータースポーツを趣味とする人達にとって理想的な夫婦だなぁ。
その左で巨根をぶら下げてるのは、あの憧れのGS兄さんだ。
感動のGS兄さんとの絡みについては別途特集を組むつもりなのでココでは割愛(笑)
□□□
この日はロードスターN-0以外にも公式レースが複数行われていた。

カートクラス。良く見るとカッコよいなー。
正直、カートを舐めてたが、コレ凄い。
上半身剥き出しで、ストレートは150Km/h出てるとか?

1.5Kmもあるストレートをフルスロットルで、お互いのスリップを使って抜きつ抜かれつの状態でそのまま1コーナーに飛び込む。
見てるだけで死ねそうになる。というか、本当に死ぬんじゃないか?
サイドバイサイドでタイヤ同士がガシガシ当たってたりするもん。お願いだから転倒しないでねと思いながら見ていた。

ロードスターN-1クラス。
問答無用のベタベタ車高に、問答無用の爆音。 GS兄さんもニンマリだ(サムアップ)
ちなみにN1車両の8割ぐらいはホイールにTE37の通称"シャクレ"+15オフセットのものを使用してた。
TE37から別のに変えようとか思ってたが、単純なのでTE37続投を心に決めた。

同チームでジェットストリームアタック。 完全密着しながらストレートを全開。

本日一番の流し撮り(やっと撮れた)
ちなみに本日のシャッタースピードは1/120が限界。
VRレンズを持ってしても1/80なんて無理だった。

こちらは、また違うクラスでAE111やSWと混走する「NA1600クラス」
とにかく、にゃじさんの決勝レースまで流し撮りの練習をしまくった。
今回の撮影組の中では最も望遠の70-300mmVRレンズ(450mm相当)を投入してるので、アドバンテージは流し撮りだと判断。
パチーリ氏とGS氏は恐らく接近戦で勝負をしかけてくると読んだ。
流し撮りの為の素振りも繰り返し行った。腰の捻りは重要だ。
ストライドは肩幅ぐらいにしてコースに対してやや閉じ気味に構えると良い感じになった。良く分からん説明で申し訳ない(笑)
にゃじ兄さん。バッチリ流してあげますぜ!
□□□
いよいよN-0決勝レース開始。

カーナンバー22 JoyFast ADVAN IDI にゃじごん号

黒いボディーなのでレース中だと探すのが難しいのだが、赤いダックテールトランクのおかげですぐに発見できた。

こっち指差してるけど、こっちが分かったのかな?
ちなみにパドックの一番上(3階)から300mm砲で狙撃中なので多分こっちは分からないと思うが。

フォーメーションラップ開始!!

1.5Kmのストレートはとてつもなく長い。

スターティング グリッドに並ぶ。
ポールポジションとは言え、NA6クラスだとかなり後方からのスタートになるのだ。
こうやって見るといかににゃじごん号を探すのが難しいかお分かりだろう。
手前の蛍光オレンジのオートバックス号ぐらい派手じゃないと遠方からだと自信をもって認識できない。
とは言え、それで街乗りするのはかなり度胸が居るかもしれない(笑)
レッドシグナル点灯。
・
・・
・・・
オールOFF!スタートぉ!!!

スタートは悪くないが・・・・伸びがぁぁぁぁ



サイドバイサイドの熾烈な争い。

にゃじさん、ロールチェック用画像です(笑)
すんごいレートのバネなので後続車に比べてロールが少ないような気がします。
しかし、どうもストレートの伸びが今ひとつのようで、同じNA6の車両に引き離されてしまう苦しい展開。
8周し、フィニッシュ。 結果は・・・

(今度は5位以下真っ黒(笑))
残念ながら表彰台には登れず!ベストタイムも予選時から2秒落ち。
レースは難しいのですね・・・。
レース後フラフラになってにゃじさん帰還。

結果表示されてるディスプレーを見てややガックリ。
いやー、自分、偉そうな事言える立場じゃないですが、初戦でポール、4位入賞ですからスゴイ事だと思うんですよね。
たった数ヶ月でN-0マシンを作り上げたんですから、GSさんも言う通り『その姿勢に』感動します。

後ろのマシンにドシドシ押されてリベットが外れたリアのアンダーカバー。
熾烈な争いの傷跡が生々しいですね。
□□□
以上、流し撮り練習成果発表とレースレポートでした。
しかし、この富士チャンピオンレースってなんだかアットホームな雰囲気で良いですね。
タイムアタックメインのミニサーキットとは雰囲気が随分違います。もちろん仲間の協力がないと車検等の走る以外の準備が大変てのがあるんでしょうが、それぞれが沢山の仲間で溢れてるって感じです。
うん、サンデーレーサーって正にこういうのを言うんだろうなぁ。
にゃじさんがN-0に参戦して、誘っていただいたおかげで新しい世界を見ることができました。
と、いう訳でお疲れさまー&次回もがんばろー!の図。

#白髪のおぢさんはもしかして132さんとこのブログに良く出てくるS根さんでしたか?
どこかで見たことあるんだよなぁ・・・とずっと考えてたんですが、今思い出しました(汗)
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