Roadster Training CAMP 2006

2006.9.2-3



【概要】

R-Junkieを中心に"脚フェチ"なロードスター乗りが富士山麓の精進湖に集まり各々自慢の脚を披露し、論評しあおうという企画。

もちろん脚だけではなくエンジンなどその他のセッティングなど、実際に乗って自分で感じて色々な人の意見を聞いて、今後のクルマ作りの参考にしていこうという事も目的である。

  題して
         『 何かを強化する合宿 』

  502的に勝手に英訳したのが「RoadsterTrainingCamp」です。

【きっかけ】

それは今年2006年の軽井沢MTでの峰さんとの再開がきっかけだった。


みねさん:「今度、富士のアトリエでBBQでもしませんか。Junkieの皆さんで」

このお誘いのコトバが今回の企画のスタートのキッカケである。


そして軽井沢MT後のJunkieミーティングで始まった"脚乗り比べ"で一気にヒートアップ。(コメント欄を読むと盛り上がってく過程が分かる(笑))

早い段階で9月第一週の週末に開催しようという事が決定した。

その後何度か詳細を詰めようと試みるが「ま、なんとかなるか」で、結局直前一週間になってやっと具体的に動き出したのは記憶に新しい(笑)

合宿のしおり@502BLOG
は開催4日前ぐらいに作ったものだ。

【参加者紹介】

みねさん@IMGLab
にゃじごんさん@NYAJIGON
あきやまさん@Born to run!
はやしさん@mazda1600GT
ぐっさん@猛烈RS
こばっち@R☆RS

 (以下、R-Junkie)

"角" さん
きんぱらさん@R-Junkie2面ボス
なかおさん
178さん@R-Junkieラスボス
ちゃけくん@R-Junkie1面ボス
かのうくん@orz-Racing
とっしー@鬼軍曹

______

【レポート】

一日目

12:30自宅発 東名高速で 富士ICに向う。

巡航速度は ぬふわ〜ぬうわ Km/h。ワタナベと違いTE-37は全然ブレないので快適だ。ま、コレが普通なのだろう(笑)  また、F:1/2戻し R:1/4戻しのASAはバッチリでビタっと路面に張り付いてくれる。

高速巡航は貴重なセッティングタイムなのでFreedomの学習機能をON。加減速補正が入らないようにアクセルをジワリと100%まで開きながらMAPにフィードバックさせる。富士に向って標高が上がると大気圧補正が大きく効きはじめるので折角作ったMAPが台無しになる可能性がある。 従って、高速道路が終わったら学習を切り、後日時間のある時に微調整すればステキなMAPが出来上がるハズだ。

途中、13:35にJunkieメンバーと合流すべく 富士SAに立ち寄るが ロードスターは一台も無い。当初予定よりも5分遅れてしまった。

「スゴイ!皆気合入ってるよ。予定通り13:30に富士SAを出発したんだ!」

そのまま本線に戻りR-Junkieメンバーを追う。

富士ICを降りそのまま西富士道路(有料)を通過し富士市内へ。時期的に行楽シーズンという事でかなりの渋滞。 焦る!

焦る。

焦る。

で、Freedom学習機能OFFにすんのを忘れる(笑)

___

2:15 集合ポイント『朝霧 道の駅』に到着。

峰さんとココで合流。 あれ?Junkieメンバーは?



どうやら、ボクの方が最初から全然先行してたらしい。
思えばJunkieだもの、時間通りに行動できるのはサーキットに行くときぐらいだわな(笑)

第一陣6人揃ったところで今回のアジトへ向う。
こんな風にクルマを連ねて走るのも普段のJunkieでは有り得ない。

あぁ、ツーリングもキモチ良いなぁと満喫する間もなく目的地へ到着。



ここが今回のベースキャンプ地である。

静かで美しい湖畔に、ややミスマッチな排気音。正直申し訳ない。

それにしても、空気が澄んでて、ちょっと肌サムいぐらいに涼しい。

標高を見ると900m。あぁエンジン吹けないわけだ・・・。


あれ?なかおさん、何やってんの?



翌日の走行に備えてSタイヤに交換・・・では無く、途中で釘を踏んでしまいパンクしてしまったらしい。 いきなりのorz。近くにはorz Racingマシーンが居たのは言うまでも無い(笑)

予備タイヤがSタイヤというのもなかおさんらしい。

___

ちゃきちゃきとタイヤ交換を済ませ、荷物を手に取り宿営地に向う。この写真の場所から歩いて1,2分の素晴らしいロケーションである。



ここがアジトの内部である。朽ち果てそうな民家を峰さん達がレストアし、子供たちを集めワークショップを開くことも可能になっている。

なんとなくボクのバァちゃん家に雰囲気が似ていて懐かしい感じだ。




かのう君を留守番隊長に任命し、精鋭部隊(食いしん坊部隊)で晩御飯の食材調達に向う。


国道沿いにあった市場にて まずは野菜調達。

とにかく安い。そして 見るからに新鮮な野菜。
ウヒウヒ言いながら適当に買い漁る。

そこで発見したスゴイもの。

「チャガ茸」



なんと、癌にもエイズにも効くらしい。誰か学会で発表してやってくれ。

次に峰さんオススメの肉屋さんへ。


ちょっと分かり難いトコロにあるのだが、 これまた美味そうな肉が並ぶ。

また、ここのおやっさんが気さくな人で馬肉だの何だの色々とサービスしてくれた。

     VIVA!ナルサワ精肉店!!

ちなみに結構な量を購入したのだが、一人当たり1000円以下。すばらしい。

___

アジトに戻り一服しながら談義が始まる。やっぱり話はクルマの話。
イッキに本題の脚の話に突き進み、178さんの目つきが変わる

おもむろに資料を取り出してロールセンターについての講義が始まる。

話には聞いていたが、まさかこれほどまでに緻密なシミュレーションが出来ているとは正直思ってなかった。感動モノである。 ただし、感動はしたのだが、理解は出来ていない(きっぱり)


ハイ、難しすぎます(号泣)

しかし、この178さん。普段はワリと柳のように押しの弱いタイプのキャラ(失礼)なのだが、タイムアタックと脚の話になった途端、目つきが変わる。口調も変わる。ボクのおてぃんてぃん縮み上がるぐらいに強烈なボスキャラへと変貌するのだ。

ただし、出発の日の朝、プリントアウトした「合宿のしおり」の持ち物リスト欄に「妻・子供」と加筆されてた事を告白し一同の涙を誘っていた。

___

この講義が終わる頃に、ちゃけ遠路はるばる大阪から遠征して来たぐっさんがアジトに着弾。

ぐっさんはここんとこ半年に一度は会ってるのだが、さすがに最初は緊張してる様子で目がオドオドしてたぞ(笑)

それでも、ぐっさんは「思ったよりも若いな!」だの「それにしても若いな!」と30回ぐらい言われながらも大歓迎されてた(笑)

「じゃ、メシの準備するかー」という事で晩の宴会準備に入る。


まずは、肉を皿に盛ってみる。


ぐふぅ・・・美味そうだ。。。。

今回はオール豚肉で攻める事にした。なぜなら牛肉の半分以下の値段だからだ(笑) もちろんそれだけの理由では無く、炭火で焼く豚肉にメンバー全会一致で心躍らせた上でのチョイスだ。



残念ながら、焼くのと食うのに夢中で美味そうな焼き豚映像は無い。

それにしても美味かった・・・。

その後、こばっち、秋山さん、きんぱらさんが予定通り到着。

秋山さんとは今回初めて会った。ずぅっと昔から(10年ぐらいになるかな)MLなどで知り合いだったのだがお会いするのは初めてだ。見た目は年上なのか年下なのか判断に迷う容貌で一瞬混乱したが、ほぼ同年代だと分かり安心した(笑)

新潟から遠征して来たこばっちは・・・、相変わらずだった。(一行かよ)

きんぱらさんは嵐のようにやってきて、嵐のように去っていった。これまた一同の涙を誘う。


クルマの話はもちろん、一眼レフカメラの話、DVD鑑賞など、永遠に話は終わらないんじゃないかという勢いで宴会は続くのであった・・・。

ちなみに、かのう、ちゃけ、ぐのヤング組は2時頃撃沈

まだまだよのぉ・・・。 (ほんとはコレが正しい)


                         "角" さんの語りを全否定中の ちゃけ の図 (笑)

明日はちゃんと起きれるのか!?(激しく疑問)




二日目

 

 

・・・の朝。

 

 

 

・・・。
6時起床とか言ってたが、概ね予想通りの8時起床(笑)

なんだか寝不足なのか寝袋になれてない為かボクも頭が痛いが、気付けば爽やかな笑顔をした はやし@mazda1600GTさんが既に到着していた。(コーヒー差し入れありがとう)

イカンイカン。もたもたしていては行楽客で道路が混雑してしまう。
急いでベースキャンプ地に向かい陣営設置だ。朝メシ抜き(笑)


こばっちと秋山さんが持参してくれた移動要塞「ジャブロー」をツインで設置。 快適空間の出来上がりだ。これは持って来て大正解だった。

ちなみに"角" さんの元祖ジャブローは既に脚を骨折しリタイヤ寸前の状態なので今回は持参を断念した。

集結した脚フェチ野郎共のロードスター達。

天気バッチリ、最高のドライブ日和。

そうこうしてる内ににゃじさんも到着。



にゃじさん・・・貫禄有り過ぎっす。
さすが、現役最速ランナー。もうね、オーラがちゃいますよ・・・。
ハイレート用に仕様変更したASAを持って来ていただいたが、時間が無くて試せなかった。残念・・・(にゃじさん、スミマセン)

さぁ、試乗開始だ!


各々が気になるクルマに乗り込み試乗会が進行していく。

各車両に関するレポートは コチラ(BLOGに飛びます)

・・・

それぞれのコメントを読んでいただくといかに充実した試乗会だったかが分かっていだだけるかと。


今回はこんなサプライズも!


また、NAVI誌の青木副編集長(軽井沢で取材してくれた方)が現行NC型ロードスターを持ち込んでくれた。NCをワインディングで走らせることが出来る貴重な機会を得ることができた!

青木副編も数台の車両に乗って楽しんでおられた。いづれ誌面で紹介されるだろう。

___

結局、昼飯も抜きで走り回って気付けば15時解散タイム。

全然時間が足りなかった・・・。
乗れなかったクルマもあるし、足回り組み換えも出来なかった。
これを実現するには相当な段取りが必要と痛感した。

それにしても、今回思ったのはサーキット志向から街乗り志向まで様々な味付けのロードスターが集まったのだが、各車オーナーがさんざん悩んで試行錯誤して作り上げたものだけにどれも素晴らしい脚に仕上がっている。
靴に例えるなら、スニーカーから競技用スパイクまでそれぞれ目指しているものは違えど、どれも一流品で"ハズレ"が無い

だから、どれが一番良いか、なんて決めれるようなものでも無いし結論なんてものも存在しない。

ただ、各々が色んな車両に試乗し感じた事から、今後のクルマ作りへフィードバックする為のヒントを得られたことは間違いないだろう。

各々が「強化すべき何か」を感じ取ってくれることが今回の最大の目的なんだから。


また、今後、第2回3回と続けて行くことになるだろう。次回はサーキットでの開催になるかもしれないが、今回のように美味い肉を食いほろ酔い気分で夜中までクルマのことを語らいながらの"精進湖"でのイベントは是非続けていきたいし、そしてゆくゆくは自己満足を超えた何らかの形あるものに育てていければイイネとみねさんと話し合い、第一回目の合宿は完了した。

今回、準備等でご協力いただいた方々、遠方遥々駆けつけてくれた方々ありがとうございました。 残念ながら直前に参加できずに涙を飲んだ方々も次の機会に是非お越し下さい。

では、また次回お会いしましょう!



【番外編

2大カメラマンによる"撮り合い" 勝負の行方は!?


試乗中のひとコマ


502号に乗り込む こばっち、林さん そしてボクのシャコタントリオ


いかにも"角" さんらしいワンショット


NC試乗後にコメントを求められるあきやまさん


これ、何の脚だっけ?


最後に到着した とっしー@鬼軍曹(コーヒー差し入れありがとう)


こばっちからもらったお土産(近日公開予定)



【参加者のレポートリンク集】

猛烈ぐっさんの一日目レポート
猛烈ぐっさんの二日目レポート
にゃじさんの試乗レポート
こばっちの一日目レポート
はやしさんのレポート
かのうくんのレポート


 

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