富士チャンピオンレースN-O観戦記2008

2008.5.26UPDATE




(2007年開幕戦の写真)


 


昨年に引き続き今年もN-O応援&デジイチ倶楽部の定例会(笑)に行ってまいりました。

今年の注目はなんと言っても(笑)

去年のF1日本GPの惨事 光景を脳裏に浮かべつつ、前日の段階で富士スピードウエイ(以下、FISCO)のピンポイント天気予報を見るとAMは土砂降り午後から降水量0mm と非常に微妙。13時からの決勝は激写可能と都合良く判断し、きんぱらさんとFISCO行きを決意。GS氏は残念ながらココでリタイヤ判断(結果的には正解(笑))。またの定例会でお会いしませう。

---当日、朝。

目が覚めえると予報どおりの土砂降り。。。

天気予報を信じ、カメラ機材を積み込み、恐怖の爆音早朝始動。 もー限界だよ、このマフラ(笑) 

 「ご近所の皆様、大変ご迷惑をお掛けしております」

と心で謝りながら、きんぱら邸に集合。CUBE号に乗り換え東名ルートでいざFISCOに向かう。

淡い期待すら抱かせてもらえない程の豪雨。途中寄ったコンビニで

エクストリーム・ウェット4本!」と頼みたくなるぐらい。

さすがに不安になり、サポート参加の秋山さんなべやんに直電、現地の様子を聞いてみる。

 

 「今、車検中。予定通り9時から予選だよ♪」

 

さすが静岡、ムダに広い(爆) 東部と西部で天候は全然違うのは普通の事なので安心してそのまま車をFISCOに走らせた。

今年の我々の協力サポーターはスーパーポータブルナビ『NUVI360』。バッチリだ。衛星よ、ボクらをFISCOへ導きたもう。 去年のような予選に間に合わないような失態は・・・

失態は・・・。

あれ?もう8時過ぎだよ?@牧之原SA(笑)

えーと。今年もですねぇ、予選・・・見れませんでした(苦笑)

ま、決勝でエエ写真残すから大丈夫大丈夫。

この日の為に、FISCOの撮影ポイントは何箇所かチェック済みだしね。

 

□□□

無事、FISCOに到着。

とっくに予選は終わっていた(汗)

予選を終え、一服モードのパドックを訪問してみる。

まず、最初に発見したのは・・・日本全国あちこちから目撃情報が上がってるS24さんだ(笑)。すぐになべやんも発見。

二人とも、今年からN-0に参戦する事になった四足金魚れーしんぐのエース "やま君"のサポートだ。

やま君=酒に溺れて頬骨浮き出るほど痩せててヤバめ、 という勝手な先入観(失礼!)があったのだが、実際は予想に反して実に骨太な感じで、ヤバそうでもなくて安心した(笑)

レース前の真剣なドライバー相手に「チ〜っす!」なノリで余計な気を使わせるのは言語道断。軽く挨拶し、遠巻きにやま君を観察する事にした。 


    

イイ。

実にイイ。手のひらがデカい。(GSさん級)

うん。やま君、ボクの『ヲトコリスト』に登録決定。(一方的かつ強制的)

予選結果はNA8クラスで4番手。R1Rを履く上位陣に対して苦戦してるもようだが、決勝ではやってくれるに違いない。根拠は無いがそんなオーラがある。

 

次に、にゃじさんを探す。

昨年デビューし、年間準優勝だったにゃじごんさん。もちろん今年は優勝を目指す。

一年ぶりの再会の挨拶を交わしつつ予選の様子を聞く。

にゃじさんもドライセッティングでNA6クラス予選4位と苦戦。前日から乗り込みウエットで走りこんだ人達が上位陣に浮上しているようだ。

しかも今回はピットでは無く移動要塞ジャブロー3基がけ。

意外にバッチリ雨をしのげるのだが、このタイプは強風が吹いたりすると恐ろしい。結構簡単に浮き上がってテントの骨が車に突き刺さったりする可能性もある。 以前、小学校の運動場で経験済み(笑)

サポート隊も完全防水装備で大変そうだ。

 

 

すると、少し、空が明るくなって雨が上がってきた。

天気予報通り。すげーなピンポイント天気予報。

よーし、雨さえ上がれば!

 

 

・・・ん?

 

 

なんだこれ?

 

霧だ(汗)

やがて出走時間が迫り、各車最終の点検に入る。

どういう訳か、皆手に持ってるのはホイールのトルクレンチだ。落ち着くのかな、何人もの人がトルクレンチでキリキリしてる(笑)

 

さて、コース上ではN-1の決勝が始まろうとしてた。

相変わらずの濃霧。 富士の長いストレートの先の1コーナーは影も形も見えない状況。この視界では、200Km/h近い速度だと目の前には白い壁しか見えないんじゃないだろうか?

オフィシャルもレース開始の判断が出来ずに刻一刻と時間が過ぎていく・・・。

その頃、N-0車両が続々とコース脇に終結。

各車、様々なカラーリングが施され晴天ならばとても絵になるのだろうこの風景も、霧のせいで奥のほうの車がモノクロになるぐらい。 もう、ほんと雲の中?という感じ。

この状態で待てども待てども、N-1決勝が始まらない。 1時間・・・2時間と時間だけが過ぎていく。

やがて、場内放送が入る。

 「本日のAE111クラス決勝レースは中断します」

げ。

しばらくすると、また放送が入る。

 「本日のFJ1600クラス決勝レースは中断します」

げげげ。

スケジュールの後ろ側からレースが中断されていくようだ。

 

そして、いよいよその時がやってきた。

放送でロードスタークラスのドライバーがブリーフィングルームに集合させられる・・・

嫌な予感は的中。館内に悲しいアナウンスが入った。

 「本日のロードスタークラスは中断します

この霧の中のレースは自殺行為。適切な判断だと思います。誰が悪い訳でもありませんが、ほんと残念でなりません。

でも、ずっとこの日の為に準備してきたドライバー、サポートの皆さんはもっともっと残念な訳で。その無念はボクの比じゃありませんネ。

皆様、ご苦労さまでした。

しっかし、霧とはなぁ・・・。FISCO恐るべしですわ。。。

それにしても酷いレポートでスミマセン。

予選には間に合わないわ、決勝は中止だわで、走行シーンは一枚も無いし

会いたい人達に会えたから良かったですけど。何しに行ったんだ?という感じですね(笑)

今度はデヂイチ倶楽部も、キッチリ仕事できる事を祈ります!

では、また。

東名乗ったらこんなに晴れてた(苦笑)


 

 

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