エンジン分解ーその2

バルブ外し

1998.9.7

さて、前回カム周りを外した後,多忙にて作業が一時中断になっていたがようやく作業をする事ができた。
ちなみに今回カメラを忘れたので写真無し。おかげでページは軽いはず(笑)

今回はポート及び燃焼室を研磨する時に邪魔になるバルブの取り外しだ。
前回一度チャレンジしたものの方法が良く分からずに諦めていたがFire氏に直電して聞いてみたところ
「外すときは特殊工具いらないっす。ソケットを当ててハンマーでガンガン叩くと外れるよ」
との事。さすが、プロ。

構造を簡単に説明しておくとバルブスプリング、それとHLAの接触面となるバルブスプリングシートアッパー,
さらにバルブにシートアッパーを固定する為のバルブコッターからなる。
ちょうどサスペンションを逆さまにした様な感じ。
で、バルブスプリングシートアッパーにソケットを当ててハンマーでガツンと叩いてやると
一瞬スプリングが縮んだ時にコッターが外れそれに伴い他の部品も外れてくる。
最初はおっかなびっくりでなかなか外れないが慣れてくると簡単に取れる。1シリンダー当たり4バルブ、計16バルブだ。それぞれ、きちんと小箱に分けて保管した。
バルブについては別の作業場所で研磨する為に段ボールにバルブをブスッブスッと刺して持ち運ぶようにした。
これで一応バルブは全て外れた。
ただ、バルブガイドがポート側に突き出しているいるので研磨する時は気をつけなければならない。
これはヘッドに圧入されているので私には取り外しは困難と判断した。 
あ、書き忘れましたがマグネットがあった方が良いです。スプリングなどを抜き取る時に簡単に取れますから。
無ければピンセットでも十分ですが。

今日の作業はココまで。我ながら作業効率が悪い、というか喋り過ぎ。ひとまずヘッドの分解は終了。
次回は燃焼室,ポート,バルブの研磨の予定。


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