ROMライター組立の巻

1998.7.30


さて,いよいよ最も重要なROMライターの組み立てだ。
やはりこれが一番苦労した。
私の様な大ざっぱな人間 には向いていなかったかも(^^;;
というのが終わっての感想。

はっきり言おう。腕に自身の無い奴は・・・・

「完成版を買え!」 (笑)

ROMライターは本来高価(私にとっては)なものである。 一般的なものは5万円以上はする。
しかし、探せば安いものもある。OEMだがGRIDのものや、NET検索で探しても数件ヒットする。
それらのものは4万前後。とは言えやはり高い。

私のような貧乏人にはやはりDIYしかない。 と言うことで、秋月電子で電子工作キットとして
発売 されている「AKI-80ロムライターキット」を購入してみた。
本当に安くて9000円ぐれーと素晴らしい

しかし、それには大きな落とし穴があった(^^;;(後述)

これが内容物だ。見事にバラバラ(^^;;
救いはCPUチップが実装されていることだ。
これを 自分で半田付けするとなると目眩がする(笑)
実際の組み立て作業はそんなに難しい訳ではない。素人の私でも問題なく完成する事ができた。
(素人とは言っても仕事で時々半田ゴテは使うが)

しかし、何故か私のROMライター君は良く壊れる。
実はマイコン部分も壊してしまって1セット追加購入もしている。
安い安いと思っていても、いづれは既製完成品が買えるぐらい掛かってしまうかもしれない(笑)

私なりの注意点、気づいた点を列記してみた。

1;基板が弱い
   こんな事は当たり前かも知れないが,具体的には15→5Vの
   レギュレーターを半田付け後放熱板を取り付けようとして
   グイッと曲げたら基板のスルーホールごとモゲてしまった。
   一度半田付けをした後は基板に無理なストレスが加わらない
   ように注意したほうが良いと思われる。

2:マイコン部とライター部の間には付属のソケットを使う。
  説明書には書いていないのだが、このキットには謎のソケットが付属している。
  後で分かったのだが、これはマイコン部とライターを接続する部分のサイズにピッタリなのだ。
   私はそれを使わず直接半田付けをしたのだが、マイコン部分を壊して交換する時に
  少し苦労した。ソケットを使っていたら、全然問題なかったのにのにのに。

3:PCとの接続コードは説明書どおりモデム用を。
  もう一つ苦労したのはROMライターの認識だ。
  ライターはチェックモードで正常に動作するのに どうしてもPCが認識してくれない。
  何故だ、何故だ?
  答えはとっても簡単な事だったのだが、手元にあった RS-232Cコードが問題だった。
  説明書には9-25pinのシリアルケーブル(モデム用)を指定してある。
  セコい私は手元にあった25-25のコードに25-9の変換を取り付けてたのだが、
  これがまずかったらしい。(^^;

 




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